「“Live Your Life!” を伝えたい。」NY在住 ライフコーチ・ストレングスコーチ Juni さん

​NY在住のライフコーチ・ストレングスコーチのJuni さんは
ひふみ塾のクラスでも、いつもNYの風を感じさせてくれるひと。
そして「自分らしく自分自身の人生を生きよう」を理念に【Live Your Life】主宰されています。

人の心をグッと惹きつける華やかさだけではなく
どんな自分も受け入れてくれる優しさに溢れています。

NYに暮らし始めて16年。​
最近はフリーランスになってライフスタイルが変わったそうですが
これまでニューヨークでずっと会社員としてフルタイムでお仕事をしていたそう。

地下鉄に乗ってブルックリンからマンハッタンへ
出勤する途中に息子さんの送り迎えもこなし​
働く人としても、母としても、日々慌ただしく過ごしていたJuniさん。

彼女が、海外に導かれたきっかけはなんだったのか?
コーチングとの出逢い、そして人生をシフトしたきっかけは?

​Juniさんのストーリーをお伺いしました。


南米に憧れ、単身ブラジルへ。

初めて長期で海外に行ったのは、二十歳の頃。

南米に憧れて、単身ブラジルへ渡りました。
スラム街の学校で子供達に英語を教えるボランティア活動をしていたんです。

思えば、子どもの頃から世界地図が大好きで
図書館ではいろんな国や文化を紹介する本の前で何時間でも過ごすことができました。

なぜ、ブラジルだったのか?は 良く聞かれるんですが、
今思えば、運命かなって。

最初の海外は高校の時のロサンゼルス留学だったんですが

「もっといろんな国へ行ってみたい!違う文化に触れてみたい!」

という思いがあり
ポルトガル語を勉強したくて大学へ進みました。
そして、大学在学中にブラジルへ行くことにしました。

明るい雰囲気、ラテンの陽気な人々、そして魅力的な音楽…。
その時は、直感的に選んだけど、
今思えば、導かれていたのかもしれませんね。

スラムの子どもたちとの出逢いと学び



ブラジルには一年半ほどくらい滞在したんですが
今振り返っても、間違いなく人生の中のハイライトの一つ。
とても濃い時間でした。

学生の頃、貧困やストリートチルドレンの問題に興味があったんです。

若い頃だったので
「なんとかしたい!」「現地でボランティアしよう!」って
熱い想いだけで飛んでいったような感じでした。

だけど実際には、現地の言葉もカタコトだし、
未熟な自分に、たいしてできることもないのが現実。

それでも、英語や日本語、あとはピアノもやっていたので
それを子ども達に教えよう、とボランティアで始めて
クラスを担当することになりました。

だけど実際は、わたし自身の方が子ども達から
たくさんのことを学ばせてもらいました。

スラム街だったので
便利で快適な日本からいきなり行くとビックリするような
不便なことはもちろんたくさんあって。

電気や水が通らない日なんかも、普通にあるんですね。
三日間とか普通に、復旧しないんですよ。

だけどみんな、「電気がない」って言うと
夜にはみんなで庭に出て焚き火を始めておしゃべりしたり
そのうち、誰かがバケツをひっくり返して叩いてサンバを踊り出したり…

不便なんだけど、不便を不便と感じずに
目の前にあるその状況を楽しむ、みんなの生命力。

彼らから受け取ったことは、本当にたくさんあった。
人生を変える体験でしたね。

小学生から中学生くらいの子供たちを教えていたんですが
その学校とは今でも交流が続いてるんです。

その時の子どもたちが、みんな今大人になって
今でも彼らの様子を聞けるのが嬉しい。
親戚のおばさんみたいな気持ちなんですよ。

 

大企業に就職するも…
再び日本を飛び出しNYへ!


濃いブラジル留学を経て、大学に復学し、
周りの流れにのって、就職活動して、大企業に就職、
その後転職して、外資系コンサルに勤めました

一見華々しい会社員時代…だけど
そもそも南米、ブラジル、広い世界を見てしまったので
日本に留まりたくない気持ちはすごくありました。

なんとかブラジルで就職できないか考得たりもしたけれど

長女という立場 親の期待に応えなくてはという気持ちもどこかにあったり
南米で暮らすなんて言ったら心配するだろうな、なんて考えて
周りに足並みそろえて、就職活動を経て、ひとまず普通に大手企業に就職しました。

「ブラジルで体験した多様な文化、
 英語やポルトガル語など、学んできたものを活かしていきたい!」

そんな想いも胸に社会人生活をスタートしたけれど

英語を使う機会もほとんどなく、
ましてやポルトガル語を使う機会なんて全くなかったので
少しずつ物足りなさを感じるようになりました。

もちろん、多くの新卒社会人が感じるような
「期待と現実の違い」もあったんだろうけど

ものすごくカラフルだった南米時代に比べると
どうしても会社員生活が灰色に思えてしまい…。

いよいよ決心して会社を退職し、
再び日本を飛び出し渡米、ニューヨークに来ました。

最初は現地の日系企業で数年働き、
その後、金融機関に転職しました。
旦那ともニューヨークで出逢って、結婚しました。


NYでの暮らしのリアル。

「とにかくいろんな人がいる!」「なんでもあり!」

っていうのが大きな違いですね。

東京で仕事してる時は 基本的にみんな日本人。
NYでも日本の人と一緒に仕事することはあるけれど

南米、ヨーロッパ、東南アジア…
いろんな国から来た人たちが
訛った英語で堂々と話してる。

最初はわたしも「英語がちゃんと喋れない」って
引け目感じてたんですが、
堂々とした彼らの姿を見て

「あ、これでいいんだ!」って勇気づけられたり
「なんでもあり!」という感じがすごくいいなって。

そして、世界中から夢を抱えてやってくる人が集まるので
とにかく街のエネルギーがすごい。

そういう憧れもあって、ここに住みたい!と移住を決意しました。

NYに来る前は マンハッタンの風景なんかを想い浮かべて、
「憧れの街NY!」って感じだったけれど

実際に住み始めてみると、
今度はそれが当たり前になるというか日常になる。

特に会社員をやってた頃は
朝、オフィスに出勤して、終わったら家に帰って、仕事と自宅の往復、
ほとんど東京と変わらない生活…。

夢って、到達したところで現実になるんですね。
かつての憧れも、「日常」になって色褪せてくる。

憧れが当たり前になったのは、夢が現実になったってことだけど
夢を描いてきた頃のワクワク感は薄れてくる。

そんな頃に、パンデミックが起こりました。

コロナ禍中、オンラインの向こうに広がる新世界に衝撃を受けて。



コロナ禍になって、子どもの学校、お仕事も
いろんなものがオンラインになって。

それまでは、オンラインの世界って縁がなかったんです。
なので、ひふみ塾のオンラインのコミュニティは
わたしにとって、全く新しい世界でした。

「コーチングを学びたい」という想いでひふみ塾の扉をたたいたけれど
ドアを開けてみたら、画面の向こう側に、知らない世界が広がってた。

最初は、オンラインで起業なんて考えてもなかったし
自分に縁があるとも思ってなかった。

NYは、そもそも夢を持った人がたくさん集まる場所。
だけど私にとって「起業」というと
レストランを開くなど
リアルな場所での起業しかイメージがなかったんです。

でも…
「自分で何かやりたい」って気持ちは
本当はどこかにあったんですね。
だけど、それが何かわからなかった。

会社員生活も、それなりに楽しかったし、
「わたしはこれがあってるのかな」ってずっと思っていました。
毎日子育てと仕事の両立で忙しくて過ぎて、
自分と向き合う時間もないまま、月日が経っていました。

そんな中で、ひふみ村には
自分の好きなことを、自分の好きなカタチでやっている人が
たくさんいて
「なんなんだろう、この世界は!?」って
わたしにとっては衝撃的でした。


プロコーチとしてやっていく。一歩踏み出したきっかけ。



「会社を辞めて、ライフコーチになる」
それは、自分の心の声だったのかなって思います。

だけど、「今日決めて明日行動」できたわけではなくて
なんだかんだと、時間はかかりました。
自信もなかったし、自分にできると思えなかった。

それでも、コーチングを勉強する中で
課題の100回コーチング実践の後半を、
自分の周りの同僚や友達にお願いしてやってもらったんです。
はじめのうちは、コーチングを勉強していることを
昔からの友達や同僚に話すのが、なんだか恥ずかしい気もして、
コーチングを学ぶ仲間同士で実践練習をやっていたけど
それでは本当の意味での実践スキルが上がらないと思って、
勇気を出して自分の友達に話して協力してもらいました。

そしたら、たくさんの友達に、

「そういうの、すごく向いてると思うよ!」
「前からそういうのやればいいのにって思ってた!」
「天職なのでは?」

なんて友達にも言われて、自分がびっくりでした。

自分では見えてなかったことを、周りに教えてもらって
自分が「やりたい」って思ってるだけでなくて
周りも「やったらいいよ」って思ってくれてるってことは…

この道は間違ってないのかなって。
少しずつ、そう思えるようになりました。

そこから、会社を退職し
ライフコーチとして一歩を踏み出すことができたんです。



コーチングを通して、伝えていきたいこと。


「Live Your Life」という屋号にも掲げたように
自分自身の人生を生きることの大切さを伝えたい。

パンデミックの時期、
いろんなものがオンラインになって

家事、子供の世話、仕事と、自分を後回しにし続け、
あっという間に過ぎていく日々を過ごして

「いったい誰の人生を生きてるのか、わからない」

そんなふうに感じるようになったときがありました。

そのときコーチングに出会い、学びながら
自分とのセルフコーチングや
コーチングの練習セッションで話をしていく中で
自分の心の声や気持ちに誠実になっていきました。

「せっかくもらったこの人生なんだから
 毎日『自分の人生を生きてる!』って感じながら
 生きていきたい」

コーチングを通して、それを伝えていくのが夢。


また、コーチングと同時にポジティブ心理学を学んできて
強みにフォーカスしたコーチングにフォーカスしています。

「強み」というと、スキルの強み、
例えば、文章が上手、プレゼンがうまい
こんな資格を持っている、経験がある、
そんな「Doingの強み」を連想しがち。

だけど、「Beingの強み」を発掘していくことで
「あ、今のままでいいんだって」思えて、前に進めるんです。

そんなポジティブ心理学のコアとなる「24の性格の強み」をベースにした
「強み探求セッション」や講座も提供中です。


自分自身の強みって、自分のど真ん中にあって
当たり前すぎて、自分では気づかないことが多いんですよね。

「それってわたしの強みなの?」って
ハッとしたりする。

でも、

「あ、この強みと、ずっと一緒にいたな」って気づくと

自分のあり方(Beingに光が当たり始めて
どんどん自分らしさが際立ってくるんですね。

そうすると
人と比べることもなくなって、ラクになっていく。
「このままでいいんだ」って安心できるんです。

自分らしく毎日を生きる人たちを増やしたいし
一人一人が自分らしく生きることが、世界平和にもつながっていくと想うから。

 

 

Juniさん インタビュー

動画はこちらから
音声配信はこちらから

 

 

Profile
ライフコーチ・ストレングスコーチ Juni さん

ニューヨーク在住。8歳男子の子育て中ワーキングママ。​
南米に憧れ20歳で単身ブラジルへ。スラム街の学校で子供達に英語を教えるボランティア活動に従事。
日本へ帰国後、就職活動の流れにのって大手企業に就職したものの、多様性のない繰り返しの日々に希望が見いだせず、外資系コンサルティング会社へ転職。
そこで海外を舞台に仕事をしている先輩たちの姿を見て影響を受け、再び日本を飛び出し渡米。

多様な文化が入り混じるニューヨークの溢れるエネルギーに魅せられて移住を決意。ニューヨークで金融機関に勤務し、国籍様々な仲間たちと数々のプロジェクトに取り組む傍ら、若者へのキャリア支援ボランティア活動も行い、それなりに充実感を得られる日々を送ってはきたものの、コーチングに出会い、その効果とそこから得られる心の充実感に惹かれ、仕事をしながら学びを続けコーチ認定を取得。

コーチングを通して、一人ひとりの幸せと夢に貢献したいという気持ちが強くなり、長年勤務したニューヨークの金融機関を卒業、ライフコーチに転身。
ポジティブ心理学のコアとなる「24の性格の強み」を通して、一人ひとりがありのままで輝くコーチングを提供中。
自分自身の人生を生きている!と胸をはって言える人を世の中に増やしていくことが理念。

資格:ひふみコーチ認定プロコーチ・ニューヨークライフバランス研究所認定強みコーチ​

セッションのお申し込みはこちらから
https://www.reservestock.jp/39111

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