「 大人と子ども、あなたとわたし、世界中の心と心を繋ぎたい」“Kokoro”connection 50/50 Founder カナダ在住 中村美穂さん

本日のプチひふみ“海外”びと紹介は…
“Kokoro”connection 50/50 Founder 中村美穂さん!

学生の頃からバックパッカーで40カ国を旅してきた美穂さんは
さまざまな国とお仕事を渡り歩いて
現在、カナダバンクーバー在住。

コロナ後から続けているクラブハウスでは
世界中の大人&子ども達にインタラクティブな場を提供し
自身の経験や想いを発信し続けています。

そんな美穂さんの
今までと、今と、これからをお聴きしました。


 


旅を愛する日々、アラブ首長国連邦でのカルチャーショック。

もともと旅好きだったんです。

子どもの頃から、海外に興味があって
アメリカ留学、ワーホリでオーストラリア、
それから学生の頃からバックパッカーで40カ国を旅してきました。

中でもいい経験になったのは
アラブ首長国連邦でのエアラインで客室乗務員として働いていたこと。

アラブ首長国連邦は移民も多くて、
いろんな国から、いろんな人種の人々が来ていました。

イスラム教圏の国なので
文化の違いを目の当たりにしたこともあります。

お仕事する時も、
今までなら先進国のルールでやってきたのに
それとは全く違ったイスラム教圏のルールでやるってことが、
驚きでもあり、新鮮でもありました。

さらに言えば、
毎回のフライトで一緒に働く人は違うし
とにかく、予想外のことしか起こらない。

そんな状況の中で
何があっても臨機応変に対応すること
しっかり自分の意思を主張することを学ばせてもらいました。


「カナダで暮らしたい!」夢を叶える秘訣。


アラブ首長国連邦のエアライン会社では4年半働いたのですが
航空券を社割で買えるんです。

なので、お仕事の合間に、貧乏旅行を続けていました。

いろんな国を訪れましたが、カナダには毎年行ってました。
カナダが一番、「帰ってきたい」って思える場所だった。

だからこそ、
実際にカナダに飛んで、現地の人と話して、
現地での暮らしを体験することを重ねてきたんです。

「ここに住みたい」という“夢”を
「どうやったらここに住める?」という“計画” へと
“体験”することで、近づけていった。

もし、現地に飛ばずにアラブにずっといて
「お金がない」「仕事休めない」って言い訳していたら
きっと、今の自分はなかったと思う。

 

「ありのままの自分でいい」を教えてくれたカナダ


いろんな国を訪れた中で
なぜ、カナダだったかというと…

カナダのワーホリ時代が一番
自分で自活できるようになったきっかけだったことがまず一つ。

あとは、最初に働かせてもらったお店で
カナダ人の優しさ、人との歩み寄りの大切さ
そして、「自分らしくいていい」ってことを
みんなが教えてくれたんです。

(ちなみにこのお店のことが大好きすぎて
 今でも時々、お手伝いに行っています!)


わたしは父が九州男子で
子どもの頃から「こうあるべき」と教育されてきたので…。

「自分らしくいていい」
「ありのままでいい」

っていうことに気づけたのは
本当に大きかった。

だからこそ、アラブ首長国連邦からカナダに通いながらも

「子ども達にも、教育を通して、このことを伝えたい!!」

という想いが溢れてきたんです。

日本にいた頃は、インターナショナルプリスクールで働いて
日本の保育現場での経験値も積み重ねながら、海外の資格もしっかり取りたいと思い
アラブ首長国連邦で英語力を身につけて、貯金もした後、
カナダに渡り、教育の資格を取ったんです。


コロナ禍をきっかけに、世界中に向けて発信

カナダへ移住し、念願かなって保育士の資格も取り…
当時のBC州首相のJohn Horgan氏も、教育現場に訪れてくれました。
(上の写真はNDP党のカレンダーに掲載されたものです)

毎日充実して過ごしていたところで、パンデミックが起きました。

コロナ中も勤務地は閉鎖にならず
変わらずに働いていたのですが、腰を悪くしてしまってお休みすることに。

そうしたら、否応なしに自分と向き合う時間が増えて
改めて、自分の心の声が沸き上がってきたんですね。

そこで、ずっと自分の中であたためていた
「発信したい!」っていう想いに改めて気づいたんです。

そこから、クラブハウスで発信するようになりました。

カナダでの教育事情、海外で働くということ…。
いろんな場でお話ししてきましたが
そこで出逢った人に、起業ひふみ塾のことを教えてもらったんです。

ちょうど、一年発信し続けた後で
「発信するだけでなくて、しっかりビジネスにしたいな」
という想いがあった頃だったんですね。

こうして2022年1月に、ひふみ塾に入りました。


日本と世界を繋ぎ、大人と子供が一緒に活躍できる場を創造中!


ひふみ塾には、世界中から、本当にいろんな人が集まっていて
いろんなスタイルで、多種多様に、ご自身の魅力を発して羽ばたいている。

「自分らしく生きること」は、自分でも大切にしてることだったので
そうやって、キラキラの宝石みたいに輝いてる人がたくさん出逢えて

しかも、競争するライバルではなく、
一緒に共存して助け合いながら
強みや才能を引き出し高め合っていける仲間として出逢えることが
魅力だと感じています。

今やっている
『インタラクティブストーリータイム』も
ひふみ塾の仲間達と開催した『チャレンジフェス』で
初めてチャレンジしたのがきっかけ。

英語と日本語で絵本を読むんですが、
読んで、聴いて、おしまい、という
いわゆる「読み聞かせ」ではないんです。

本を読みながら、
聴く人もインタラクティブに物語に参加し、
参加者同士で対話ができる。

その場にいる人同士はもちろん、
ご本人の内側にも繋がれる。

そんな体験をしてもらっています。

子ども達の様子は、毎回すごく個性豊かで面白いですよ!
寝そべってても、おもちゃ触りながらでも、なんでもOK。

最初は座って真面目に聞いてたのが
だんだんリラックしして、自由に動くようになったり発言したり…。

年齢の枠は、あえて決めていません。

0歳から今は大体小学生5年生くらいまでが多いけれど
大人も子どもと、また自分の心と繋がる絵本を選んでいます。

みんなの宝箱を開ける体験だと思ってい流ので
子どものために、だけではなく大人の方も大歓迎!
英語に興味があるって方もぜひ、遊びに来てほしい。

毎月やってるんですが
ヨーロッパ、北米時間に合わせて1日2枠開催しています。

台湾、フランス、カナダ、アメリカ、タイ…、
いろんな国の人が遊びにきてくれています。

なので、日本にいる人も、
海外にいる人に繋がるきっかけになってほしいな。


“Kokoro”connection 50/50 に込めた想い

“Kokoro”connection 50/50
このネーミングも、クラブハウスで感じたことがきっかけです。

話をするときや、生活を生きているときって
つい頭で状況を考えるばかりで
心の声を聴いたり、本当の想いを伝えるのって
意外と難しかったりする。

本当の自分と向き合えるように
「本当の思いを発しても大丈夫なんだ」って思えるように

そんな想いを込めて
“Kokoro” connection としました。

50/50 については

クラブハウスで話しているお部屋がいくつか合って

日本語と英語で喋ってる部屋では
日本語と英語が50/50だし、

エアラインのお話の部屋では
日系会社と海外の会社の働き方の違い
これも50/50、

あとは、
大人と子どもの視点を結ぶ場づくり
これも、50/50…

ジャンルは違えど
何かと何かを比較しながら結び合わせる ”50/50” な部屋がたくさんあるので

“Kokoro”connection 50/50 と名付けました。

教育って言うとつい
大人が子どもに教える、指示する、コントロールする
そんな場面もまだまだ多いのかなって思いますが

わたしが大切にしているのは
大人の目線と子どもの目線、どっちも大切だよね、ってこと。

どっちも違うけど、どこかで同じ目線も存在する。
大人も子供も一人の人間として尊重しあおう。

そんな想いを伝えたくて
12月には『まぜこぜスープ』という
「大人と子どもの言い分シェア会」を開催します。

これは、
ひふみ塾で出逢ったNYのさおりん、ドイツのまみさん、との共同開催。
お二人とも教育関係のお仕事を長く経験されていらっしゃるベテランさんなので
とっても刺激を受けています。

ここでは
大人と子供が一緒につながるイベントを不定期で開催予定。

第一回目の12月10日は、大人と子どもの対話会。
討論じゃなくて、会議、対話、繋がっていこう、
そんな場になってほしいな。

今回はよりたくさんの人に参加してほしいので無料開催!
親子参加はもちろん、大人だけでも大歓迎です。



何が起きるかはわからない。だからこそ、自分の心を大切に。


未来はわからない。

わたし自身も、いろんな国に移り住んだり
いろんな活動をしながら、まだまだ夢はあって
「一体、いつになったら落ち着くのかな?」って
自分でも思ったりする。

自分のビジネスも、コミュニティも、
まだまだ、広げていく途中だけど

これから何が起こるかは、わからない。
だけど、全ては自分次第だなって。

道の途中、
わからないこと、不安になることはあると思うけど
自分がやりたいって思うことを、信じてほしい。

一人でできることもあるし、みんなでやっていくこともある。
だから、ひふみ塾というコミュニティに
たくさんの仲間がいることは、自分にとって本当に救いであり、強みです。

わたし自身、未完成だけれど、
これからも心の声を聴きながら、活動・行動していきたい。

モヤモヤしたら
誰かに話したり、助けてもらったり。
そうやって、みんなで協力、共存していけば大丈夫。

ひふみというコミュニティは、まさにそれができる場所だと思っています。










中村美穂さん インタビュー

動画はこちらから
音声配信はこちらから



Profile
“Kokoro”connection 50/50 Founder 中村美穂さん


不思議、好奇心、希望に満ちあふれた、カナダ・バンクーバー在住のECE(Early Childhood Educator) Miho/みほげです。出身地の大阪を含め、5カ国 (日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、アラブ首長国連邦)に住んだことがあります。

外資系エアライン客室乗務員、インターナショナルスクール勤務、幼児教育者、服飾系販売員、イベントサポーターなどの職務経歴があります。Clubhouse、Podcast、をはじめ音声配信をしています。視覚障害者の方々と英語音声レポートボランティアもしています。

現在は日本と世界を繋ぎ、大人と子供が一緒に活動、活躍できる場を作っています。

子供たちがイキイキ、ワクワクした大人と関わって、未来に向かってほしい。
子供たちの興味を引き出し、受け止めてサポートできる大人を増やしたい。
そんな思いで活動しています。みなさんの宝探しの場所といったイメージです。

見つかった宝を大切に保管しておくのではなく、その価値を活用していただきたいです。


資格
カナダブリティッシュコロンビア州公認ECE
(Early Childhood / Infant&Toddler /Special Needs Educator)
英会話講師
インターナショナルプリスクール講師(3年半)
服飾販売員(日本/カナダ)
客室乗務員(4年半、アラブ首長国連邦)
バンクーバー、カナダ在住


イベントのお知らせはインスタグラムから
https://www.instagram.com/osakamihoge/


“Kokoro”connection 50/50 活動内容
https://lit.link/en/kokoroconnection5050


12月10日開催
大人と子どもの言い分シェア会
https://www.eventbrite.com/e/vo1-tickets-443615635307

 

 

 

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