こんにちは。

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。
 
第13回のテーマは「コーチングセッションで報酬をもらう」。

 

講師は「セッション力向上担当」の伊藤仁美さん。

 

報酬についてじっくりといろいろな角度から深めた90分間でした。

 

3点に分けて振り返ります。

 

1.コーチングの報酬は〇〇料

今回の講座では、

報酬についていくつかの問いがあり、

それについて小グループで話し合ったり、

全体でシェアしたりという時間が繰り返されました。

 

例えば、

「コーチングにおいてクライアントの払う報酬には

どんな意味があるのでしょうか?」

という問いがありました。

 

グループで話し合うとともに、

「〇〇料」というネーミングをチャット欄に書き込みました。

 

いろいろな観点から、「〇〇料」がたくさん書き込まれました。

意味付けや価値の置き方はいろいろ。

多様なコーチングのあり方が感じられました。

 

収入を得ることや、その金額について、

自身で考えることはあっても、

他の方とじっくり話し合うことは普段ないので、

新鮮な経験でした。

 

「コーチングセッション」という

共通のサービスを提供する側として、

報酬に関する心のあり方や価値観の違いに触れる経験は、

今後の自身のサービス提供を考えていく土台となると感じました。

 

2.報酬の有無や金額の差による心の動き

クライアントが報酬を払うことは、

クライアントにとってどのような効果があるか考えました。

 

目標へコミットする真剣さの違い

有料かつ継続セッションでは、パートナーとしての心構えが違う

・・・などの意見が出ました。

 

伊藤さんからは、

クライアントにとって適度なプレッシャーのある金額が

メリットになるという話があり、

自身のクライアント経験からも納得しました。

 

一方、

コーチが報酬を得ることで感じる心の動きについて、

有料でコーチをした経験のある受講生からは、

 

「コーチとしても報酬があることで、

 全力でクライアントに向かい合える。

 あり方を整えたり、覚悟が生まれたりする。」

という話があり、なるほどと思いました。

 

その後、

エグゼクティブコーチング(経営者や役員クラスのコーチング)では

1セッションの額が5万、10万円となることがあり、

自分がその額でコーチをする場合の心の動きについて話し合いました。

 

伊藤さんからは、

もらえる金額に左右されないコーチのあり方

コーチ自身のお金の捉え方を整える

という点について話しがあり、

 

人としてどういうありたいか、

お金との付き合い方についても土台をしっかりさせておくことが、

これからプロコーチをはじめる際に大切なのだと感じました。

 

グループでの話し合いの際、

5万、10万という金額を1セッションでもらうと想像するだけで、

手に汗をにぎる状況で、

完全に金額の大小に私の気持ちが左右されていると感じました。

 

「お金との付き合い方を整える」というイメージで捉えると、

スッと受け入れられる気がしたので、そこから深めたいと思いました。

 


3.報酬への抵抗感を超えるチャレンジ

講座の最後に、「Let’s チャレンジ」として、

コーチングセッションを有料で3ヶ月以上受けてみよう

コーチングセッションを有料で提供してみよう

という話がありました。

 

有料のクライアント経験はあるので、

私の場合は、「有料で提供」がチャレンジとなります。

 

今回の講座のさまざまな問いで、

「自分で決める」ことが問われていると感じました。

 

有料で募集をしようと思えば、いつでもできる

しかし、何が引っかかって進めないのだろうか・・・

 

何に恐れているのだろうか・・・

 

何が不足していると感じているのだろうか・・・

 

自分と向き合うこと、

あり方を整えることが問われていると感じました。

 

グループで話し合ったときに、

「報酬をテーマにコーチングを受けてみる」

というアイデアが他の受講生からありました。

 

今、ここに書いた問いを深め、

自分にとっての引っかかりに気づき一歩を進めるために、

私も良いアイデアだと思いました。

 

気づきもあり、問いを持ち帰った時間でした。

 


<参加者の声(抜粋)>

〇コーチとしての在り方は、

 人としての在り方と同じだということ。

 とても胸に響きました。

 "私らしさ"で自分を生きた先に、

 「あなただから」とクライアントからご指名頂けるような

 自分でいたいと思います。

 

〇コーチとして料金を頂いてセッションするために

 自分自身に自信をもてるようになる必要があるなと強く感じました。

 1万円なんて申し訳ない、とんでもないというきもちを何とかしたいです!

 コーチングを学ぶことはもちろんですが、

 他の面でも少しずつ自信をもてるようにアクションしたいと思います!
 

〇『お金の話』は、なかなか大勢ではできないので、

 大変有意義な時間でした。

 プロコーチになった場合の金額が提示されていましたが、

 そのお金を頂けるだけの学びはこれからもしていきたいと思います。

 そして、なぜコーチングを仕事にして報酬をいただくのか、

 というところも考えていきたいと思います。

 

〇有料セッションに対して心理的なハードルがまだありましたが、

 本日学んだようにクライアントのコミットのために

 適切な価格設定することも必要だと気づきました。

 一方で、コーチとしての在り方は変えずに

 全てのクライアントに接する必要もあると感じました。

 やはり、セッションの主役はクライアントであり、

 クライアントが自ら価値を受け取ることに対し

 サポートするのがコーチの重要な役割であると改めて感じました。

 

〇コーチングでいただく報酬の意味とコーチの在り方を

 話し合いながら考えることができました。

 話し合いの中で報酬はクライアントの覚悟という言葉が出てきたり、

 継続でコーチをしているときに責任感を忘れてはいけないという

 話が出てきたりしました。

 有料でコーチングをするからこそ感じられる気持ちや

 考えられる深さが生まれると気づきました。

 自分でも有料でコーチングを受けてみて、

 そこで何を感じるのかを実際に体験してみたいと思います。

 


最後に。

いろいろな経験のある受講生と共に学ぶことで、

報酬の捉え方、有料セッションへの取組みなど、

さまざまな点で刺激を受けた時間でした。

 

自身のステージによって、

同じ問いでも受け止め方に変化があると思うので、

自身で深めた後に再度動画で振り返るのも一案と思いました。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございますsmiley