こんにちは。

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。

 

「コーチングの基本」、「コミュニケーションを磨く」、

「夢を描く」、「夢を叶える」という

大きく4つの軸があるこの講座も、

いよいよ最終章の「夢を叶える」に入りました。


第12回のテーマは「『4夢を叶える』概論」。

担当はメイン講師の秋田稲美さん。

 

秋田さんから動画副教材のポイントについてお話があり、

途中何回かブレークアウトルームで

数人の受講生と意見交換していきました。

 

夢を叶えるサポートの仕方、

そして、その先に目指す社会まで見えてくる内容と、

多岐に渡りました。

 

全体としては、コーチのあり方が関係していると感じました。

 

3点に分けながら振り返ります。

 

1.一歩を踏み出す勇気

〇〇したい。〇〇になる。

そんな「夢を叶える」のがコーチの仕事、と秋田さんはいいます。

 

一方で、一歩を踏み出しにくい状態の方がいて、

踏み出すサポートをしていくのにコーチの力が問われる

という話がありました。

 

一歩踏み出しにくい状況の例が2つあり、

 

ひとつめは、見捨てられた、誤解された、利用された・・・など、

「〇〇された」とクライアントが表現するとき、

感情面でそこから抜け出せず、夢に向かうための動きが全くとれない状態になっている。

 

ふたつめは、人は動きたいと思いつつも、新しい事をはじめようとしたとき、

周囲の視線や所属先のルールを気にして、

そこから飛び出す勇気が持てないことが多くある。

 

では、どのようにコーチがサポートしていくか。

 

ひとつめの状況のときは、

ひふみコーチングの①に戻り、事実を見える化し、

事実と解釈を分けるというサポートをしていくことで、

その後、夢について進めるようになるということでした。

 

ふたつめの状況のときは、

それまでの枠にとらわれずに自由に泳ぎ回っている人と出会うこと、

そんな人の事例をきくことやで、

悩んでいる人も徐々に泳ぎ回れるようになるという話がありました。

 

この話をきき、

コーチ自身も自分で「〇〇された」と感じたときは、

事実は何だろうかと一旦冷静になって切り離す癖をつけていくことが、

練習としてとても大切だと感じました。

 

また、自身が行動派なのか、慎重派なのか、

タイプを見極めつつ、

クライアントの話をある意味冷静に、

さまざまな夢をジャッジせず聴くという

初心を忘れないようにしたいと感じました。

 

そして、根っこには、

クライアントの幸せをサポートするという気持ちで、

いつも関わりたいと思いました。

 


2.デザイン思考で夢を叶える

マシュマロチャレンジを一例にして、

デザイン思考(新しい可能性を発見するための問題解決のプロセス)

について学びました。

 

まず動いてみる。

途中のものでも発表してみる。

発表後、意見を聞きつつブラッシュアップする。

失敗からも学ぶ。

 

このようなプロセスが夢を叶える近道だといいます。

 

学校や社会経験を経て、完成品を提出するという形に慣れてしまい、

いつの間にか私の中ではデザイン思考は失われてしまったのかもしれない

と感じました。

 

では、

考えすぎて動けないクライアントをどうサポートするか。

秋田さんからの問いがありました。

 

そして、

動けない人は、

なぜコーチを頼みたいのか。

どんな人にコーチを頼みたいのか。


私自身、考えすぎて動けないほうであると感じるので、

なかなか難しい問いだと感じましたが、

これらの問いは、ぐぐっと気持ちが動かされ、

心に訴えるものがありました。

 

自分がクライアントとしてどう思うのか、

自分がコーチとしてどう関わるのか。

 

じっくり問いをめぐらせたいと感じました。


3.地球の未来と夢

動画副教材の最後の1つは、

地球規模のスケールで、さまざまな観点から、

今のわたしたち、

未来のわたしたちについて

考えさせられるものでした。

 

持続可能な開発目標(SDGs)については、

私はこの養成講座の動画副教材ではじめてじっくりと

向き合いました。

 

注目しはじめると、

様々な企業の広告や雑誌などでも、

いろいろとSDGsの目標に関連した記事が目に入ってきました。

心を向けることが大切であると感じます。

 

そして、

コーチとしてどのような夢を応援したいか。

どのような社会になってほしいか。

なぜコーチを職業としたいのか。

 

秋田さんから発せられる問いをききながら、

自分のスキルや職業だけでなく、

過去からの発展、

自分と地球の繋がり、

世界平和や未来の子孫のことなど、

さまざまな方面で思考の広がりが感じられました。

 

こういった思考の広がりは、

普段の活動に追われ頭が固くなっていると忘れがちなので、

参加型講座で問いに触れること、反復学習することなどで、

新たな気づきが生まれ、

自身のあり方を整えるためにも良い影響があると感じました。

 

最後に。

講座の最後には、

「ひふみプロコーチの祈り」を秋田さんに続いて皆で唱えました。

 

唱えることが心を穏やかにさせ、マインドが整うように思えました。

同じ講座生と共に唱えた経験が、じんわり心身にしみています。

 

残り4回の講座となりますが、

頭を柔らかくして、受講生とシェアをしながら、

できる限りのことを吸収していきたいと思いを新たにしました。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございますsmiley

 


<参加者の声(抜粋)>
〇10月から受講していますが、

 職場でコーチングを学び始めたことを伝えても、

 「すごいね」と言われるもののあまり現実的な関心を

 持たれないことがあります。

 それは、まだ私自身が〈頭でわかっていても動いていない〉状態

 だからだと改めて思いました。

 忙しさにかまけ、セルフコーチングにしっかり取り組んでいなかった

 ことを反省し、時間を見つけて行動していきたいです。

 そして、プロコーチの祈り。

 気づきを深め、自分も周りもハッピーになるために習慣化したいです!

 

〇「夢はかなわなければだめなの?」

 「クライアントを一瞬でリラックスさせるには?」

 「考えすぎて動けない人をどうやってサポートするか」に、

 う~ん、どうしたものか・・となりましたが、

 「そんな人が何でコーチを依頼するのか」という稲美さんの言葉に、

 はっとしました。

 固定観念を取っ払い、

 様々な視点から方向から自由に物事を見れるようになりたい。

 ひらめきはリラックスから、ナイトサイエンスの話もうなづきました。

 自分が夢を描き、夢を叶えるために進む姿も、

 魅力的なコーチの重要な要素だなと改めて思いました。

 精一杯夢を描きたい。

 

〇毎回のコーチングセッションもデザイン思考で、

 そのときの自分の最善の方法を試してみて、

 その体験やクライアントのコメントから学んで、

 自分に合った方法を作り上げて行けばいいのかなあと思いました。

 

〇クライエントが望むコーチは、プロのコーチ。

 コーチ自身が夢を追い続けていて、

 コーチングを実践している姿が、

 クライエントに勇気を与え、

 動き始める糸口を見つけることになる。

 まさに、コーチングはスキルではなく

 在り方が大事だということを再確認しました。

 

〇考えすぎて動けない時、自分もあるなと感じました。

 動けない人を相手にどうしたら動けるようにアドバイスができるか、

 自分自身の言葉が相手の心に届くような人間であれるかは

 すごく大事な課題だなと感じました。

 まず一つできることがあると感じたのは

 私自身が、夢を描き続け、夢に挑戦し続ける人間であることだなと思いました。

 夢を描く幸せや、夢に挑戦する、夢を叶える楽しさを伝えていける

 コーチになって行こうと思いました。