こんにちは。

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。

 

第14回は「コーチングを自分ビジネスに活かす」。

 

講師は「ビジネス化担当」の松村直人さん。

 

養成講座で学んでいるひふみコーチングを応用し、

自分ビジネスへ活かすための実践練習など、

次に向けた一歩をイメージさせる90分でした。

 


1.ひふみコーチングの応用

ほぼすべてのビジネスでコーチングを使うことができる、

と松村さんはいいます。

 

ひふみコーチングの型と積極的傾聴を応用して、

課題・困りごとに対して原因仮説を考え、

解決策を提案、実施していく手法について

説明がありました。

 

伴走関係、対等な関係はコーチングと同様。

決めつけや押しつけはしない。

 

どちらかというと雑談に近いものの、

自分でできること(売る・買う・紹介・共感)をする

という手法でした。

 

ビジネス場面での活用と言葉だけ聞くと、

セールストークのような印象ですが、

ポイントは、

「相手のために自分でできることをする」。
 

そのため、「売る」だけでなく、

「買う・紹介する・共感する」なども含まれています。

 

また、ダンスをするように

相手に合わせる空気感が大切というのも、

コーチングと共通点を感じ、

コーチングを活かした関係づくりをしていくイメージが膨らみました。


2.実践練習で学ぶ

はじめにデモセッションがあり、

その後に受講生同士でペアを組み、

交互に練習していく時間がありました。

 

デモセッション後の振り返りの中で

いくつか受講生から質問があり、

それを確認していくことで、より理解が深まりました。

 

ビジネス場面といっても、

会社の昼休みというよりは、

会社帰りに駅まで歩くときの1対1の会話や、

フリーランス同士の雑談場面で

このような会話が展開されやすいという話が、

イメージしやすかったです。

 

実践してみると、

緊張もあり、

雑談というよりコーチングのような距離感に

なってしまったと感じました。


最近、コーチングセッションのとき、

時間内でひふみの③(行動化)まで進めることに課題を感じていましたが、

今回の実践練習でも同様に、

7分間で「ひふみ」の③から

更に「自分でできることをする」方向へ展開にするのは、

難しく感じました。

 


今回の実践練習では、

聞き手と話し手を分けての練習でしたが、

普段の雑談では、

聞き手と話し手が次々と入れ替わります。

 

人によってフォーカスするところが違うので、

その場その場で、

そして人によって、

いかようにも会話が広がる可能性があると感じました。

 

雑談をしながらも互いの興味のあるところを深め、

「相手のために自分にできることをする」

という手法。

 

単なる挨拶だけの関係に終わらず、

更に突っ込んだ関わりを深めていくコミュニケーションとして、

いろいろな場面で活用できるように思いました。

 

そして、話をする相手へ興味を持ち、

常に何か面白いことへ発展させようとアンテナを巡らせて

関わっていくことが、

コーチングを自分ビジネスへ活かす一歩だと感じました。

 

3.自分ビジネスをつくりあげる

松村さんから、講座の導入時や演習後に、

『ドラえもん』や、サザエさんの『三河屋さん』を例とした

「自分ビジネスをつくりあげる」という話がありました。

 

ドラえもんのポケットのように「無限のツールがある」。

それは、誰もが持っている。

 

そう信じて、目の前の人の困りごとに関わっていく。

 

そんな行動・体験を積み重ねていく。

 

誰もが、ドラえもんや三河屋さんのような、

誰とも競合しないビジネスで経済的な自立を果たしていける

というお話でした。

 

『自分にもポケットがあると信じる』

 

起業ひふみ塾の自分ビジネス構築講座やコンサルティングルームを

担当している松村さんからの言葉に、

ずしっと重みを感じました。

 

私の心に強く残った言葉でした。

 

そして、自分ビジネスも、「あり方」なのだと改めて感じました。


<参加者の声(抜粋)>
〇最近、人との会話の中で自分がひふみの意識で

 頭を動かしていることに気付いていましたが、

 今日は改めてそれでいいのだということが分かりました。

 初対面の方との会話では、自分が投げ掛けた言葉によって

 共感し合ったり、逆に抵抗を感じたり、

 相手の感情が揺れた後の方が、それまでは見えなかった

 その人の内面に触れることができる。

 そんな場面を見させてもらい、とても興味深かったです。

 

〇コーチングを学ぶと会話が変わり、

 人生が変わると実感しています。

 コーチングが日常使いできるように、ちょっと意識していきます。

 

〇日常会話の中でも「未来を思い描く」って素敵なことだなと思いました。

 また、ドラえもんや三河屋さんの表現が面白いし

 とてもイメージできるもので、私もそうなりたいです。

 共感をするなかで一歩踏み込む、理解しようとするのは

 距離感など考えることもありますが、

 これから勇気を持ちながら踏み出してみたいと思います。


〇「コーチングはダンス」との言葉が心に残りました。

 相手をみながら、空気感を作り上げていくことを心掛けたいと思いました。

 また、相手がお話されるとずっと聴き続けてしまうこともあり、

 ときには深堀りすることも意識したいです。

 夢のお話をしているときは、相手が臨場感を持って夢を思い描けるような

 問いをしていきたいと思いました。

 まっつーさんのデモンストレーション、

 演習へのコメントはとても参考になりました。

 

〇コーチング的なアプローチで周囲の方と関わる際に、

 本日のような関わり方ができれば日常が豊かになるように感じました。

 お話しした方に貢献できれば、こちらも嬉しいですし、

 何かのサポートを得られればお話しして頂いた方も嬉しいですし、

 Win-Winの関係になると感じました。

 セッションだけでなく、日常の全ての場面で

 コーチングのスキルを活かして行きたいと考えました。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございますsmiley