こんにちは。

 

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。

 

第8回は「 『 2コミュニケーションを磨く』 を深める 」。

 

講師は、「対話会ファシリテーター」の岡崎香織さん。

 

セルフコーチングと対話会で

「コミュニケーションを磨く」を深めていきました。

 

「対話会」や「対話」。

講座でじっくり取り組んでから、

日常でも意外と目にすることに気づいたのですが、

私には新しい言葉でした。

 

第5回コラムに載せた、

岡崎さんからの対話会の説明(抜粋)を再掲します。

 

~対話会とは~

◎対話会の目的は、

問いに対して自分が話したり、仲間の話を聞いたりして、

「考えを深める」こと。


◎答えを持ち帰るのではなく、

「問いを持ち帰る」こと。

 


それでは、3点にまとめながら、講座を振り返ります。

 

1.問いによる違い

対話会では3つの問いがありました。

 

問いが出されてから、

ブレークアウトルームで少人数のメンバーと対話をするのですが、

すぐに話したいことが浮かぶ問いと、

そうではない問いがありました。

 

また、対話中に「あ、そういえば」と、

自分のコーチングのときのエピソードを思い出すときもありました。

エピソードを話すと、更に問いについて深く入り込める気がしました。

 

一方で、

「なぜプロコーチになりたいですか?」という問いは、

問いを見た瞬間に迷ってしまい、

集中できていないと感じました。


そのままブレークアウトルーム内で指名され一番に発言したため、

しどろもどろになってしまい、うまく話せていないと感じました。

 

なぜ、自分でうまく話せていないと感じたのか。

その後も皆さんのシェアを聞きながらも考えていたのですが、

受講生の皆さんや、岡崎さんの言葉にヒントがありました。

 

私は半年ほど前に養成講座を開始するときに感じた思いを想起して、

「なぜ?」の理由を話しました。

 

他の受講生から、

「なぜ?」の理由は、講座などの経験により

変化していることに気づいたという話がありました。

 

岡崎さんからは、他の分野で働く方とのエピソードとして、

3分程の短時間で、

その本人にしか言えない心の底からの「なぜ?」の理由をきき、

その方に強く引きつけられ、

岡崎さん自身もそんな風に言えるような仕事がしたいと思った

という話がありました。

 

改めて、「なぜ、プロコーチになりたいですか?」

というシンプルな問いについて、

 

今の自分に合ったものにアップデートさせること

自分エピソードで語ること

 

この2点を心に置きながら、

持ち帰って大事に言語化させる時間をとろうと思いました。

         


2.答えを知りたくなった問い

もう一つ、印象的だった問いがありました。

 

「語っていないことに完全に集中するには?」

という問いです.

 

第7回のコラムで軽く触れましたが、

私は100回コーチングでコーチをしているとき、

クライアントの表情の変化を見落としていたことがありました。

 

そのため、この問いはとても「答えを知りたい!」

と思いました。

 

グループで対話したとき、全体で対話をシェアしたとき、

そして、岡崎さんからの話。

いろいろな気になる言葉をメモしました。

 

目の向きや表情で心の向きを探るという話など、

いろいろな話が出たところで、

岡崎さんからは画面をオフにしたコーチングの

提案がありました。

 

Zoomの画面をオフにして、

目の動きや表情が見えない状況でコーチングをするときに、

語っていないことに集中するにはどのようにするのか、

変化や気づきがあるのか、

もしよかったらトライしてほしいということでした。

 

自身がクライアントとしてコーチングを受けるとき、

画面オフは効果的と感じていたので、

100回コーチングの際も、

練習相手が画面オフを希望したときや、

Zoomの動作が悪いときに、

何度か画面をオフにしてコーチをした経験があります。

 

質問のタイミングが難しいと感じ、

自分から進んで画面をオフにしたコーチング練習を

していなかったので、

あえて画面オフでの練習機会を設けるのは

おもしろい試みだと思いました。

 

また、コーチングセッション中に極力メモを控えて

動作や表情に注目するなど、

この問いを持ち帰り、

いろいろなパターンで試したいと思いました。

 


<参加者の声(抜粋)>
〇「分かち合い」というテーマでは、

 色々と考えさせられました。

 日常生活の中で、同じ職場、学校、

 趣味のサークル、友人、家族間など

 比較的価値観が同じであると思っている

 人間同士の中でさえも、

 どちらかといえば「分かち合えない」

 ことの方が多いと感じていたからです。

 だからこそ、コーチングというコミュニケーション

 ツールの必要性を感じました。

 人がいる所では、様々なシーンで活用できそうです。

 

〇自分一人では考えないことを具体的に考えたり、

 気づけない視点にもたくさん触れることができるので、

 とても得るものがとても多い時間でした。

 語っていないのに完全に集中するにはどうしたら

 いいですか、の質問では、

 ネガティブな発言ばかりの裏側にある本音、

 語っていることのその先にあるものを信じて話を聞く、

 ということを聞けてはっとしました。

 幸せになりたいという根本にある願いを信じて、

 目の前の発言だけに惑わされることなく

 その先を見ることができるようになりたいです。

 

〇同じ方向に向かって一緒にコーチングを学んでいる

 仲間であるみなさんと対話できて、

 それぞれの想いや、コーチングセッションでの体験談を

 きくことができて、気持ちを分かち合えた時間でした。

 これからは、ひふみ外の方やいろんなタイプの方との

 コーチングセッションで実践の体験を積んでいきたいと

 思いました。みなさんと話して勇気づけられました。

 


3.セルフコーチングの変化

対話会の話が続きましたが、

最後にセルフコーチングのお話です。

 

ひふみコーチングを使った

セルフコーチングの時間がたっぷりありました。

1ヶ月ぶりのこの時間。

「①現状」、「②夢」のセルフコーチング後に、

グループで気づいたことをシェアしました。

 

時期が1ヶ月違うだけでも、

想起する自分や家族の状況が異なっていて、

描く内容が変わってきていることに気づきました。


また、興味がある分野については、

以前より具体的に描けていることに気づきました。

 

グループでシェアしたときは、

現状が何点なのかで描く夢も変わることや、

繰り返しセルフコーチングする効果を感じるという声を

ききました。

 

セルフコーチングの最後に、

ひふみコーチング「③行動」を

受講生が1つずつチャット欄に書き出しました。

 

セルフコーチングの問いや、

与えられた時間は同じでも、

それぞれ違うことを思考して、

違う未来を描いていることに

わくわくしました。

 

私も自分の書いた行動をぜひやり遂げようと思いました。

 

<参加者の声(抜粋)>

〇セルフコーチングで1年後にどうなっていたいかと、

 なぜプロコーチになりたいのかがしっかりと

 繋がっている感覚が持てて、

 改めて自分の進みたい方向が確認できました。

 何を目的にしているのかを、

 何度もセルフコーチング+対話で深めることで、

 心に根ざしていくんだろうなと感じ、

 今後もこういう機会を積極的に持ちたいと思います。

 特に、自分が落ちてるなと感じる時などには

 対話によって俯瞰して自分を見るって

 とても大切だなと思いました!

 

〇時間をとって、しっかりとセルフコーチングを

 する機会になりました。

 ①②の問いに、スラスラ答えられる自分に気付き、

 日々の生活にセルフコーチングが生かされて

 きているんだなと、思います。

 ②では大きな野望は描けませんが、

 「コーチングを日常生活にいかして、

  自分が一番望む自分を生きている。」

 そんなひとたちに囲まれていたいと思います。

 みなさんとの対話で、

 新たな視点で自分の事を見つめる機会になりました。

 

             

 

講座は1ヶ月程お休みになり、次は10月1週目からとなります。

 

いろいろな気持ちがわき上がるこのプロコーチ養成講座。

 

それぞれが1ヶ月過ごした後、10月に受講生の方々と再会できることが楽しみです。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございますsmiley