こんにちは。

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。

 

1ヶ月程、講座がお休みでしたが、

プロコーチ養成講座、再開しました。

 

第9回のテーマは 「 『3夢を描く』 概論 」。

担当はメイン講師の秋田稲美さん。

 

秋田さんから動画副教材のポイントについてお話があり、

途中何回かブレークアウトルームで数人の受講生と

意見交換していきました。

 

私は3月末からプロコーチ養成講座に参加したので、

第9回からは一巡して再参加という形になります。

 

同じように、この10月(第9回)から初めて参加する方も何人かいました。

 

ドキドキしながら「夢」の講義から講座がスタートしたな・・・と、

自分が参加型講座にはじめて参加した時のことを思い返しました。

 

コーチング練習の経験など、さまざまな変化を経て、

再度、養成講座に身を置くことで、新たな気づきがあると感じています。

 

今回も3点に分けながら、講座を振り返ります。

 

1. 夢を描くコツ

「夢を描く」概論は、小さい子どもの夢の特徴や、

有名選手の小学校卒業文集の話からはじまりました。

 

そして、夢を描いたときの心のはたらきに話が進みました。

夢を描いたとき、現実と思い込みにギャップがあると、

心理的に不快となり、認知的不協和が生じる。

 

成功への恐れから、心がザワザワして、

結局、言い訳を言って行動を変えない

ということが起こりうるということでした。

 

まさしく、自分に思い当たることがあり、

心のはたらきになるほどと思いました。

 

では、ザワザワゾーンをどのように抜けるのか。

行動につながるかどうかの分かれ道は、どのように突破するのか。

 

 

それは、強い臨場感を持って夢を思い描くこと。

 

脳は、事実と想像を区別できないため、

強く、具体的に詳細にイメージすることで、

心身にダイレクトな反応を及ぼすということでした。

 

子どもが夢を描いたとき、

全力で応援する大人がいることで夢が叶っていくという話も、

秋田さんからありました。

 

それは大人にとっても同じ。

 

一人で考えるだけでは、

認知的不協和の壁を突破できないこともあるので、

なりたい、やりたいを持つ人を、

全力で応援できるコーチになりたいと強く思いました。

 

 

2.コーチ自らを整える

コーチとして開業することを想定し、

自らを整える方法について話がありました。

 

その一環で、

コーチングをオンラインで行うことを想定した

自室の改良のお話が興味深かったです。

 

オンラインで、動画オフ(声だけ)で

コーチングをおこなっている秋田さんは、

お部屋の一角をサロン化し、

窓の外が見える位置にソファを置き、

最高にリラックスかつコーチングに集中できる環境を

用意しているということでした。

 

そして、クライアントにも、

時には寝ながらなど、リラックスできる状況で

コーチングを受けることをお勧めしているようです。

 

私は以前、

100回コーチング中に出会ったクライアントから、

Zoom画面の背景に映るものについて指摘されたことがあったので、

自分のスタイルを環境から作っていくという話が心に響きました。

 

室内の物の配置を大きく変えるのにはいろいろと制約がありますが、

グループで話し合ったときに、

アロマスプレーを活用して気持ちを切り替えて

コーチングに臨んでいるという話をきき、

できるところからコーチとして心身を整えることにワクワクしました。

 

また、普段、コーチングをする前に、

1分ほどの瞑想タイムを持つようにしていますが、

秋田さんも瞑想を行っているという話もあり、

ルーティンとしてこのまま続けてみようと思いました。

 

場を整えることから、コーチとして自らが整い、

周囲によい影響を与える雰囲気を自然と持つようになる

という素敵な話もあり、

第1回の講義の「咲いた花に蝶が集まる」という

言葉を思い出しました(第1回コラム参照)。

 

 

3. お釈迦様とひふみコーチング

般若心経やお寺は好きなほうでしたが、

「四聖諦」というお釈迦様の教えは、この講座で初めて知りました。

 

16回の講義中、これが一番大事と秋田さんがいう内容です。

ペンを止めて、皆でじっくり話を味わいました。

 

事実(起きたこと)は認知に留め、

原因を考えず、

理想は何かを考え、

そのために何ができるかを常に考える。

 

意思の力でひっくり返す。

 

という理想追求型の問題解決のアプローチ。

 

私は原因を追求するクセが当然のように根っこにあったので、

意思の力でひっくり返して理想を追求するという考え方は新鮮でした。

 

ひふみコーチングが、

さかのぼるとお釈迦様にいきつくという話に、

人の繋がりや長い歴史の流れを感じ、

不思議ながらも、温かい気持ちになりました。

 

原因探しの人生か、

私には夢があると思って生きる人生か、

 

人生は自分で選べる。

 

秋田さんはメンターからその話をきき、

その後、生き方、暮らし方を変えることができたようです。

 

ならば、

私もこれから夢のある生き方を選ぶことで、

人生を変えられるという可能性があると思えました。

 

臨場感を持ってポジティブな夢を描くことを大切にしようと感じました。

 

 

<参加者の声(抜粋)>

〇臨場感をもって、イメージすることによって、夢が叶う。

 また、原因を考えない、理想追求型問題解決には、目からウロコでした。

 夢を描きながら生きる人生を選んでいきたいと思います。

 

〇「苦があった時に原因を追究せず、解決策を考える。そのための道や方法を考える」

 とてもポジティブな思考で今後の自分の人生、

 可能な限りその思考で過ごしていきたいと強く思いました。

 それが出来れば、きっと今現在抱えている不安も解消されると感じました。

 あとは強い臨場感を持って夢を思い描く! 良い方向にも悪い方向にも夢は実現する。

 それなら良い夢を強くリアルに思い描き続けようと決めました。

 

〇夢を強い臨場感を持って描くこと、

 夢を応援するコーチ自身が夢を諦めないこと、

 四聖諦のお話とても心に残りました。

 私は会社の一従業員としてですが、

 組織の隅々まで機械論的な考えが染み付いていて

 それが苦しさの連鎖を生み出しているなぁと感じます。

 でもそれで、組織が悪い、社会が悪いと文句を言うのではなく、

 私は目的論的世界観を選ぼうと多います。

 できることから一歩一歩、進んでいこうと思います。

 

〇大人になると現実を見るのではなく、夢が曇るだけ。

 夢は強い臨場感をもって思い描くことで叶う。

 まわりの大人がそれを信じて応援することが大切。

 これがなかなか出来ないから、どんどん夢の無い大人になっていく、

 夢を持つ大人を子どもにも見続けてもらいたいと思いました。

 また、潜在意識の仕組みもひふみコーチングと重ねて説明して下さり

 とてもわかりやすかったです。

 私が夢を叶えにくかったのも人間の「成功への恐れ」が

 もともとの心理としてあることも理解できました。

 四聖諦のお話は、NVCやアドラー心理学に繋がる部分を感じ、

 全ての真理はずーっと昔から変わらないんだと感じました。

 私も原因追求に意識が向きがちなので、意思の力で未来を考えていけるよう、

 このことを念頭において生活したいと思います。

最後に、

「ポジティブな夢もそうでない夢も実現させる。

 なりたい夢を描くこと。

 うまくいっていないときこそ、

 なりたい未来を描くことが大事。」

という話も印象的でした。

 

最近、ネガティブになることが多いと感じていたので、ハッとしました。

 

そして、一人で夢を描くことが難しいときは、

コーチングなどを活用しながらイメージ化するのも

一案なのだと改めて感じました。

 

本日もお読みいただきありがとうございますsmiley