こんにちは。

プロコーチ養成講座受講生のAtsukoです。

 

第4回のテーマは「公開コーチング」。

講師は第1回同様、メイン講師の秋田稲美さん。

 

90分間は、


公開コーチング、
グループでの振り返り、
全体での振り返りや秋田さんからの解説


という流れでした。

 

公開コーチング中は、

秋田さんとクライアントの1名以外はZoom画面をオフにして、

オブザーバーとしてコーチングの様子を見て学びました。

 

はじめに「何か問題や課題がある人?」

という秋田さんからの質問でクライアント希望者が手を挙げ、

希望者に順にコーチングが行われました。

 

1.公開コーチングのパワー

 

あらかじめ時間を決めずに、

クライアント1名につき、10~20分程度のコーチングでした。

 

クライアントの表情がハッとする瞬間、

コーチとクライアントに沈黙が流れる瞬間、

コーチやクライアントに自然と涙があふれる時。

 

さまざまな心の動きを感じながら、私はZoom画面ごしにコーチングを見守りました。

 

クライアントからの言葉が一番コーチングを物語ると思うので、

クライアントをした方の声をまずはお届けします。

 

<クライアントの声(抜粋)>

〇温かく包み込むように聴いてくださって、安心して身を委ねることができました。

 自分がギューッと抱えていた価値観に気付けた瞬間、驚きと共に嬉しさを感じました。

 幸せのイメージを「キラキラ」から「ポカポカ」に置き換えることができて、

 これまでより軽やかに動いていけそうな希望が湧いてきています。

 今はただポカポカじんわり満たされた気持ちです。

 

〇本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 短時間のうちに、私がコントロールできないことを何とかしようと

 自ら重荷を抱えていることを見抜かれ、明るい未来に目を向けさせていただき、

 稲美さんのすごさとコーチングの力を改めて感じました!

 

〇何度か有料のコーチングを受けたこともあったのですが、

 話を聞いてもらうだけのセッツションだけのこともあり

 スッキリせずにいました。

 今日のセッションでコーチングの価値を再確認できました。

 貴重な時間をありがとうございました。

 

 〇これまで色んな方に同じテーマでコーチングをして頂きましたが、

 宿題を頂いたのは初めてでした。

 セッション中も、比較的質問というよりは会話の中から引き出す感じがあり、

 これまでの自分のコーチングセッションとの違いを感じて勉強になりました。

 特に、短時間で自分の本質に触れ、ワクワク感に繋がる行動に導いて頂けたことは

 コーチングの真髄を感じられ、また一つコーチングの魅力を発見しました。


〇セッションで、ワクワクの相互承認と言って頂き、私のお仕事も指針にしていこうと思いました。

 私が楽しくお客様が楽しくなるように、ひふみコーチング取り入れます。

 

〇今日は、公開コーチングありがとうございました。

 稲美さんがいつも同じ目線(こちらが理解していなくても)から上を見たり、

 少し引いてみてくださっている感じもして、自分の視点が変わりました。

 そして、笑顔や優しい声のトーンも良かったです。安心して話すことができました。

 

 

10~20分といった短いコーチングセッションでしたが、

クライアントの生の声をきくと、コーチングの可能性や、人の持つエネルギーを強く感じます。

 

オブザーバー参加をした私にも、その一体感や臨場感が感じられました。

 

話にぐぐっと引きつけらて、自然と涙が出てくるというのも、

コーチングのもつ温かさや、秋田さんの人柄からなのだろうと思いました。

 

「あらゆる人の一番の幸せをさがそう」というひふみコーチングの理念が、

秋田さんのコーチングそのものに表われていると感じました。

 

 

2.ひふみコーチングの型

 

コーチングセッション後の秋田さんからの解説。

ひふみコーチングの三角形を描きながら、

どんなふうにコーチングが進んでいったのか、お話がありました。

私が普段コーチング練習でやっているような基本の進め方ではなく、

応用形、自由形というような秋田さんならではのコーチングだと感じていたので、

オブザーバー中はひふみコーチングの三角形①②③のどこをどのようにやっていたのか…

完全にわからなくなっていました。

 

そのため、改めて解説で、

ひふみコーチングの三角形①②③のどこをどのように深めていたのか確認することで、

更に学びが深まりました。


第2回で、伊藤さんからコーチングセッション中に俯瞰することの大切さをききましたが、

オブザーバー中にも大切だと改めて気づきました。

 

そして、基本のひふみコーチングを大切に、さまざまなやり方を試していくことで、

私も応用したやり方にもチャレンジしていけるという可能性を感じました。

 

まず、コーチングセッション練習では、いろいろと試そうという気持ちがムクムク湧きました。

 

 <参加者の声(抜粋)>

〇三角形がどんな三角形なのかというところがおもしろかったです。

 また、極端な提案をしながらも、クライアントの可能性を大事にするという関わり方、

 コーチ側の枠でクライアントの可能性を狭めず、応援するという関わり方を

 自分もできるようになりたいと思いました。

 

3.問題や課題の裏側には何がある?

 

今回の公開コーチングは、秋田さんからの

「問題や課題のある人は?」

という声かけでクライアントを募りましたが、

 

コーチングセッション中、

コーチの秋田さんは、「問題」ではなく、

違うものをみながらコーチングをしていた、と解説で話がありました。

 

 

それは、「夢や理想」

 

 

人生の、どの瞬間を切り取っても、全く問題のない瞬間はない。

問題や課題は、夢や理想の裏返し。

だから、コーチは「問題」ではなく、「夢」があると思ってきいているから、

秋田さんは明るいトーンでクライアントに接している、という話でした。

 

 

「夢」という言葉から連想して、私はふと、コーチングを受け始めた一年程前、

「夢を語れる人になりたい」と感じていたことを思い出しました。

 

一年程前に、私の夢は何だろう…といろいろと考えてコーチングに出会った私が、

こうしてコラムで夢や理想、コーチングの魅力をお話しているのは、

なんだか不思議なご縁を感じます。

 

夢に関する講義は、全16回の養成講座の後半にあるので、

私の夢についてのお話は、今回はこのくらいにしますが、

やはり、「夢や理想」というポジティブな面にフォーカスするコーチングは、

人の可能性を信じて関わる素敵な職業だと思います。

 

コーチングの明るい可能性や、私のコーチングへの思いを改めて認識しました。

 

そして、夢を描きながら共に歩む受講生仲間がいて、

講座で思いをシェアしあえるというのも、ポジティブな循環で、励みに感じます。


講義で触れた「夢」というフレーズに反応した受講生の声を最後にいくつか載せて、

今日のコラムをしめます。

本日もお読みいただき、ありがとうございますsmiley

 

<参加者の声(抜粋)>

◯問題があるのは夢があるから。稲美さんは、クライアントの問題をきいているのではなく、

 夢をきくとの意識でコーチングを実施しているとの言葉が参考になりました。

 また、クライアントが問題と感じていることをきいた後に、問題から意識を離すような問いかけをする

 (例えば、1年後どうなっていたい?など)との方法も参考になりました。

 今後のコーチングで、私もそのような意識で取り組んでみたいと思いました。

 

◯「コーチは、問題を聞いているのではなく、クライアントの夢を聞いている!」

 「問題と理想は、裏表」。

 コーチとしてのあり方を学ばせていただきました。目からうろこです。

 

◯「どんな夢を持っているんだろう?どんな理想を持っているんだろう?」。

 この言葉、沁みました。

 優しい愛ある好奇心を私は感じました。

 
◯稲美さんがクライアントさんの話を聞く際に「問題をきいていない、夢をきいている」

 と仰ったのがとても印象的でした。

 コーチがクライアントから夢を聴く、という心構えで臨むと明るいコーチングができるのだ!

 というのが嬉しい学びでした。