3/2(火)性教育先進国オランダに学ぶ「0歳からはじまるいのちと生き方の教育」

全8回のリヒテルズ直子さんの講義が終わり、今日は振り返りの会でした。

ファシリテーターは、本講座主催 ひふみコーチ株式会社代表 秋田稲美さんです。


講座の事務局である阿部博子さんの開催レポートをご紹介します。

8回を終えてみて、講座が始まる前とは性教育への思いや感じ方がガラリと変わったという方も多く、性のことだけを教えるのではなく人権やマイノリティのことなど、もっと多面的にとらえる視点が持てたという感想も聞かれました。

子どもたちにどう伝えていったらいいのか、何から伝えればいいのか、自分には何ができるのか、なぜ性教育を伝えたいと思っているのか、学校に取り入れるにはどうしたらいいのか。

様々な問いが受講者の中に生まれていました。

では、私たちにできるアクションは?

対話から生まれる学び、気づき―――

学校に「性教育やらせてください」とストレートに言っても、受け入れられづらいのなら、LGBTQなどの多様性の理解や、NOという練習をするというアプローチならできそう。

YouTubeやTV番組などのわかりやすく性教育を扱っているもの、既にあるものを活用して伝えていくこともできるね。

私たち大人も正しい知識を今まで学んでいない。40歳からの性教育みたいな感じで、大人が学ぶ場つくるのもいいね。

学校につなげるには、内部の人(先生)と外部の人がつながって風穴を開けることで、変化を起こすことができるね。

学習指導要領を超えた性教育をすることが難しい現実もある。もっと上の立場の方へのアプローチできないものか。

知らないことから様々な差別が生まれる。障がい者やLGBTQ当事者交えて話すことでわかることがあるね。

ティーンの目線では今回どんなことを感じたんだろう?

短時間でも多くの気づきが生まれ、つながりが深まる時間となりました。

いろんな人に知ってほしい、リヒテルズ直子さんの思いを広めたい。

熱い思いが受講者の中にふつふつと湧き上がっています。

この思いを途切れさせず、対話を続けること、それぞれが得意なことで活動を続けることで、これからのアクションにつなげていけたらと思います。