なぜ今、学校にコーチング?

教員は、とにかく忙しい。

休み時間にもノート点検や教育相談をし、放課後は部活動指導や補充学習。家にまで仕事を持ち帰り、家族が休んでから教材研究をするのが日常茶飯事。そんな中で、人間関係を構築する力が未熟な子どもたちの指導をしていかなければならない。いじめへの対応などがその最たるものではないでしょうか。

教員がコーチングを学ぶ意義

教員がコーチングを学び、子どもとの相互コーチングの力がつくと、どんな変化が期待できるのでしょうか。

子どもの変化

  • 他者への共感力が高まる。
  • 大人の力を借りなくても、自分たちで問題を解決できるようになる。
  • 問題に発展する前に自分たちで軌道修正ができるようになる。
  • 人間関係構築力が高まる。
  • 考え方が前向きになり、学習面や生活面で意欲が向上する。
  • 変化に対応する力が身につく。

教員の変化

  • 児童生徒や保護者との人間関係がつくりやすくなる。
  • 児童生徒を管理することから自由になる。
  • 教員同士の人間関係が、フラットで相互支援的になる。
  • 「ねばならぬ」から脱却し、自由になる。
  • 教員以外の世界中の人とつながることができる。

授業の効果

このプログラムを、すでに導入している中学校では、生徒のアンケート調査で「学校が楽しい」と98%が回答、不登校生徒もいないという成果が出ています。『夢をかなえる①②③コーチング』は、45分の授業です。学級活動や道徳科、総合的な学習の時間に簡単に取り組めます。さらに、日常の授業やHRにすぐに活用することができます。ファシリテーションのポイントを、オンラインで学ぶことができるので、自宅や外出先でも学べるのが、他にはない特長です。また、将来的にはプロコーチの認定をとり、退職後のライフワークとすることもできるでしょう。

現役教員(教員歴35年、コーチング導入歴5年)が考える
コーチングを学校に導入する10の理由

教員がコーチングを身につけたら、こんなに素敵なことがいっぱい。
工夫次第で、いろいろな授業に応用できます!

1. けんかの後始末がいらなくなる

毎日の仕事の中で子どものけんかの後始末ほど不毛なものはありません。いつ、誰が、どこで、なんと言った、どんな風に、誰がそばにいた、って私たちは警察じゃない。報告書を書くために仕事をしているわけじゃない。誰もが一度はそう思ったことがあるのでは? そもそも、子どものけんかは子どもたちで解決できたはず。何が足りない?そんな疑問を解決してくれるのがコーチングの考え方です。

2. 大きな声や力は必要ない

学校現場アルアルに、大きな声で叱る男の先生の前では、大人しくしているけれど、そうではない先生の前では態度を変える生徒が少なからずいます。
・生徒の立場から考えると・・・頭ごなしに叱られて反発したい気持ちもあるけれど勝てないから、ここは黙って収まるのを待つ。でも言いたいことはいっぱいあった。先生の言うことで事実じゃないこともある。でも今更反論できない。どこかでその反動が出る。
・大きな声の先生の立場から考えると・・・ここで私がなんとかしないと歯止めがきかなくなる。だめなことはだめだと教え込まなければ集団のルールが守られない。きつく指導したからしばらくの間は大丈夫だろう。
これは正しいコミュニケーションではありません。大きな声を出さなくても、力尽くで教え込まなくても、問題を解決する方法はあるんです。

3. 自立した人間を育てる

教育の目的は何だろう?と考えたときに、「自立」した人間を育てる。ということがあげられます。自分で考える。自分で調べる。自分で行動する。そして仲間を理解し応援する。
コーチングの目的は、「自分の頭で考える」なのです。目的を明確にすることによって関わり方が変わるのは自然なことです。

4. 必ず変わると信じること

その子がどんな環境で育っても、学校にいるときは平等です。その環境の中で学ぶことが、子どもたちの成長につながります。そして学ぶことは変わることです。学校は子どもたちの成長のための学びを提供する場です。これは子どもに限ったことではなく、何歳になっても学ぶことは変わることなのです。

5. 横の繋がりで対等に話ができる

コーチングを学ぶと、ティーチングとコーチングを意識して使い分けられるようになります。そして同僚との人間関係や家族との関係、生徒との関係の中に、横の繋がりを創ることができるようになります。何気ない会話の中から生まれる信頼関係や共感は、横の関係で培われます。

6. 一緒にゴールに向かう伴走者

コーチはいわば、マラソンランナーの伴走者。一緒にゴールに向かいます。引っ張ったり押したりしないで、そのときの精神状態や体力を相談しながらベストの走り方でゴールに迎えるようにサポートします。

7. たった1時間で大丈夫

今回の講座はコーチングの導入のための1コマの授業の進め方をお伝えします。是非、先生の裁量で実施できる1時間を使って、授業をしてみてください。その1時間で、そこから先の1年間の授業が変わります。

8. 応用は自由自在

とは言っても、1時間だけで大きな変化は起こりません。日常的に使える事例を紹介します。
・テスト後の振り返りの仕方
・部活動の大会に向けた練習計画の立て方
・イベントを開催するときの計画の立て方

9. フォローアップと仲間がもれなくついてくる

今回の講座に参加してくださった方とフォローアップで繋がりたいと思っています。また、一緒に学んだ仲間との情報交換の場も設けたいと思っています。お互いにうまくいったことも失敗したことも共有しながら進めていきましょう。

10. あなた自身が一生使えるスキル

最後に。コーチングは学校現場で使えるだけではなく、あなた自身が一生使えるスキルになります。

令和元年度
『ひふみコーチfor school』
プロジェクト
認定ファシリテーター募集要項
PAGE TOP