「メタバース」「web3」「NFT」「ブロックチェーン」
そして、「DAO」。
最近、なんだか巷で騒がさわがしいけれど
「で、結局、DAOって何?」
「わたし達の生活が、どう変わるの?」
そんな風に、
ちょっと心が置いてけぼりになってませんか?
いやいやこれ実際
気づいている人も いない人も
誰もが逃れられない「大革命」が
今、起きようとしてるんです…!!!
そこで
「ひふみコーチ株式会社のDAO化」を宣言し
DAOという言葉が生まれる前から
フラットな組織づくりにチャレンジし続けてきた
ひふみ村の村長・秋田稲美さんに、突撃してきました!
今回から、数回に分けて
インタビューの内容をもとに、
説明を加えてお届けしていきますね。
第一回目のテーマは…
「で、DAOってなんですか?」
DAO(decentralized autonomous organization)
日本語にすると、「分散型自律組織」。
ティール組織、エコシステムなどなど
一人一人が「自律」して「分散」しながら
組織をつくっていく、ってイメージですよね。
ではでは、
「分散型自律組織」を逆にすると…
分散→集中
自律→依存
「集中型依存組織」。
(こわっ!!!!)
はい、文字にすると怖いんですが
まさに、国、会社、教育、政治などなど
今までの、そして現在の多くの「組織」は
「集中型依存組織」なんですよね。
形で比べてみると
「集中型依存組織」は三角形。
この三角形、実は平面ではなく、立体。
円錐形なんです。
下にたくさん人がいて、
上には一握りの人。
会社で言えば、
平社員、係長、課長、部長、社長…と
高低のある「上下関係」が軸になっていて
上から下へと、指示命令が降りてくる。
大多数である下の人たちは、
上からの指示命令に従わざるを得ない。
ただ「指示を待てばいい」と考える人にとっては
楽なシステムのように思えるけれど
そうすると、自分で自分の人生を創造できない
「マリオネット」になってしまう…。
同時に、上階層にいる人々は
権力や富を支配するために
下階層の人々をコントロールするように。
実際、市場ではピラミッドの頂点にいるほんの数%の人々が
全体的な富のほとんどを牛耳っている、とも言われています。
そんな ひずみの多い組織体制が
これから「分散型自律組織」に代わろうとしている。
DAO的組織は、ピラミッドではなく、円。
フラットなマル、なんです。
高さがないから、上下関係がない。
上司も部下もない。
「役職」「階級」がない代わりに
「好きなこと」「得意なこと」「才能」でもって
「自律」している。
そんな自律した一人一人が
横に連なり、繋がり、分散しながらも
何かプロジェクトが生まれれば、
それぞれの才能を活かしてチームが発生する…
自然界のエコシステムのイメージ。
さらに「境界線」で言えば、
これまでの「集中型依存組織」は
境界線がはっきりしてる。
「うちの会社」「うちの利益」「うちの社員」
境界線を守るために
「独占」と「競争」が生まれる
これから始まるDAO、「分散型自律組織」は
丸なんだけど、境界線がない。
隣のDAOとくっついたり離れたりしながら
ずーっと、果てしなく繋がっている。
まるで、生きて蠢く曼荼羅のように。
お互いが繋がって、影響しあって、生きている。
美しいと、思いませんか?
あなたは、わたし。
わたしは、あなた。
わたしは、世界。
世界が、わたし。
命と命が 響き合い
一人一人の個性と才能で描く
生きた曼荼羅。
奪い合い、競い合い、争う世界ではなく
分かち合い、対話し合い、愛しあう世界へ。
ね。
ちょっとドキドキしてきませんか?
「DAOってなに?」って思っていた皆さん。
少し、イメージが湧いてきたかな?
次回は、
「で、DAOはどうやって生まれたの?」について
もう少し、深めていきたいと思います。
今日も、あなたの一番の幸せが花開きますように。
ひふみ村広報愛より愛を込めてお届けしました。