人生も、起業も、一つじゃない。「分人主義」という新しい風

こんにちは!カナダ在住ひふみびとの愛です。
日本のみなさんとお話ししてると
「自分なんて」もしくは「自分を変えなきゃ」って、よく聞きます。
「もっと、働いて稼がなきゃ」
「もっと、家族に優しくならなきゃ」
「もっと、自分らしく生きなきゃ」
そんなセリフの根底にあるのは
「だって、自分なんて大したことないから」…
いやいや。。。
と、大いにツッコミを入れたいのを抑えつつ、
そもそも、問いたい。
「じゃ、自分って、なんですか?」。
自分って、ひとつじゃなきゃダメ?

「ほんとうの自分って、なんだろう?」
ふと立ち止まって、
そんな問いがよぎるとき、ありませんか?
仕事の顔、家庭の顔、推し活に没頭している時の顔、
昔の友だちといるときの顔…。
どれも「自分」のはずなのに、
どれが「ほんとうの自分」なんだろう?
けれど、もしかしたら——
「ほんとうの自分は、ひとつじゃなくていい」
のかもしれません。
「分人主義」というやさしい考え方

分人主義。
この少し耳なじみのないこの言葉は、
作家・平野啓一郎さんが提唱した、新しい人のとらえ方。
「人は、たったひとつの中心を持つ “個人 individual” ではなく、
出会う人や場ごとにちがう顔を持つ “分人 dividual” である」
わたしたちは、誰かと話すたび、どこかへ行くたび、
その関係のなかで生まれる「わたし」として生きています。

たとえば…
職場では、責任感のある先輩。
家庭では、抜けてるところもあるけど、あたたかな母。
学生時代の友だちといるときは、今もふざけ合える無邪気なわたし。
どれも、まちがいなく「わたし」です。
それぞれに、本気で笑い、泣き、悩んで、愛している。
だからこそ、「どれが本当の自分?」と、決めつけようとすると、
かえって苦しくなってしまうのかもしれません。
もうひとりの“わたし”を育てる

それでも
「自分を変えなきゃ」と追い詰めて、つい責めてしまうのは
わたし達を取り巻く情報が、あまりにも多すぎることも原因。
資本主義・物質主義の世界線では
「これを買えば、幸せになれる」と
あらゆる方向から、巧みに囁きかけてくる。
ゆえに
「今の自分じゃダメだ」
「もっと変わらなきゃ」
「本当の自分にならなきゃ」
と 自分を追い詰めてしまいがち。
だけど、ちょっと考え方を変えて
「自分を変える」のではなく、
「もうひとりのわたし」を育ててみたら?
そもそも、「固定された自分」なんて存在しない。
イマココに、誰と向き合い、何を感じるかで
わたし達の命は無限に変化する。
母親という側面一つとっても、
聖母の顔もあれば、鬼婆になる瞬間もある。
だけど、そのすべてが、
「わたし」というひとを形づくる、かけがえのない命の姿。
複雑で多面的な、まるで宝石のようなそれは
この宇宙でたった一つ、唯一無二のものなのだから。
起業ひふみ塾は、「分人」でいられる場所

起業ひふみ塾は、「起業」を通して、
そんな分人のひとつひとつに、光をあてる場。
「起業」と言っても、お金や肩書をゴールにするのではなく、
「わたしの一番の幸せを生きる」ことを、人生のまんなかに据える。
そんな仲間たちが、日本全国、世界中に広がっています。
いわば、
起業塾 を含んで超えた 村のような場所。
セルフコーチングをベースにして
ともに学び、遊び、助け合う中で
家族のようなつながりが育っていく。
だからこそ、
「どんなあなたも、サイコー!」と
丸ごと受け止めてくれる。
そんな安心安全の場を基盤に
起業する自分も
子育てに悩む自分も
介護に疲れた自分も
趣味に没頭する自分も
みんな、ますます輝いていく。
そうしたら、いつの間にか
働き方も、生き方も、変わり始める。
もう一つの世界は、もう始まっている

仕事のオンライン化やメタバースの普及によって
これからの時代、子ども達だけではなく大人達も
デジタル空間で過ごす時間が増えていくでしょう。
仕事、遊び、趣味、悩み…
あらゆるテーマでつながる仮想空間の中で
いくつもの異なる「分人」が、自然に生まれていく。
分人主義は、
これからの社会のデフォルトの生き方となるはずです。
それはきっと、想像をはるかに超える未来。
だけど、
人生は一つじゃない。
世界も一つじゃない。
そう思ったら、
もっと未来に、イマココに、ワクワクできる。
だからこそ、わたしたちは今日も、
「もう一つの世界」を、仲間とともに育んでいます。
さ、
あなたの中に眠る「もうひとりのわたし」。
その声に、そっと耳をすませてみて。
どんな囁きが聞こえたか、
ぜひ、教えてくださいね。
ひふみ村広報 愛より愛を込めて。
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